目的:Cobot自動超音波スキャンロボットの甲状腺検査における画像取得能力と応用可能性を検討する。方法:2024年8月から2024年12月まで、復旦大学付属中山病院厦門病院で甲状腺検査を受けた患者を遡及的に含めた。患者は人工超音波検査と自動超音波ロボットによる甲状腺スキャンを順次受け、甲状腺径線測定値および最大結節の長径測定値、検査時間、画像品質評価、診断結果の整合性、およびロボット検査に対する患者アンケートを比較した。統計解析はSPSS 31.0を用い、正規分布の計量資料は対応t検定を用い、非正規資料はWilcoxon符号順位検定を使用した。一致性は群内相関係数とカッパ係数で評価し、両側検定でP<0.05を統計学的有意とした。結果:36例の患者が安全に両群検査を終了し、人工スキャン群および自動ロボットスキャン群の甲状腺径線および最大結節長径の測定値は高い一致性を示した(群内相関係数0.74~0.99)。検査時間はロボット群が人工群より有意に長かった((222.6±58.9)秒 vs(123.3±66.8)秒、P<0.05)。画像評価はロボット群がやや低かった(4.6±0.7 vs 4.9±0.4)、統計学的有意差あり(P=0.001)。画像診断においても人工群とロボット群の甲状腺結節の診断および分類は高い一致性を示した(カッパ値0.90~1.00)。アンケート調査では患者のロボット検査に対する受容度が高かった。結論:Cobot自動超音波スキャンロボットは安全性が高く、患者受容度も良好である。甲状腺超音波スキャンにおいては、人工と比較してスキャン時間が長く画像評価はやや低いが、画像評価はいずれも高値であり、甲状腺および病変の測定・診断性能は高い一致性を有する。本ロボットシステムは医師の負担軽減と甲状腺検査の標準化において高い臨床的有用性および応用展望を示す。